秘技!間引きの術
どうも、しがない田中です。
先日、友達が畑に遊びにきてくれました。
清々しい青空の下、一緒に"間引き"をしました。
間引きとは「苗を密植した状態から、少数の苗を残して残りを抜く作業」とあります。
間引きをすることにより、日当たりや風通しが良くなり、病気や虫の発生予防になります。
種まきから発芽した全ての種を育て続けていると、栄養分の取り合いとなり、やせ細った株になってしまうため、株間を確保することによって、健全で伸び伸びした株に育てるというわけですね。
だったら最初からある程度間隔をあけて種をまけばいいじゃないか!と思ったあなた、
どうやら苗の頃には逆に互いに寄り合っていた方が育ちがいいようです。
また、種まきをしても全ての種が発芽するわけではないため、基本的には育てたい株数よりも多くの種をまくんだとか。
植物の種類によっては、育っていく中で強い株だけが生き残り、弱い株が徐々に枯れていくこともあるようですが、家庭菜園やガーデニングで育てる植物でこの性質を持っているものはほとんどないため、間引きをする必要があるんですね。
間引き後の最終的な株間は野菜の種類によって異なり、間引きの回数は生育状況に合わせて変えることがあります。
主に間引きをするタイミングとしては葉が重なってきた頃が目安です。
・発芽直後(株間2~5cm)
・本葉が1~2枚になった頃
・本葉が3~4枚になって株が混み合ってきた頃
間引きをする対象として
・他よりも遅く芽が出たもの
・葉の色が薄いものや、変色しているもの
・葉の形が悪く、欠けているもの
・茎が細く弱々しいもの
・他の株に比べて小さいもの
・他の株より極端に大きいもの(徒長苗)
これを踏まえ、心を鬼にして間引きました。
春菊間引き中
春菊間引き後
ほうれん草間引き後
間引いた苗をかじってみましたがまんま春菊でした。
しかし食べるにはあまりにも小さかったので、持ち帰らずに故郷の土に帰してあげました。ほうれん草も同様。
兄弟の分までしっかり育てよ!
次回、「大根、味噌との出会い」にレェェェェェッツ・ボルトインッ!!
追伸
枝豆かわいい。
大根は 虫に食われど 放置プレイ
肥料の素顔
どうも、しがない田中です。
今日は肥料について書こうと思います。
そもそも肥料とは何なのでしょうか。
「植物を生育させるための栄養分として、人間が土地に施す物質」とあります。
学校で教わった記憶がありますが、植物が生長するために特に必要な栄養素として、窒素、リン酸、カリウムがあります。
窒素:主に葉・茎の生長を促す
リン酸:主に開花・結実を促す
カリウム:主に根の生長を促す
ほかにも成長するうえで14種類の栄養素が必要なようですが、生長過程で減少した土中の栄養素を補うために肥料を与えるわけですね。
、、、ん?
でも自然の草木は肥料がなくても生き生きしているじゃないか!と思ったあなた、
どうやら生態系が関係している様子。
人間を除く自然界では、植物などを餌とする動物の排泄物や昆虫の死骸、落ち葉などが微生物によって分解されて植物の養分となり、植物が生育するというサイクルが成り立っているとのこと。
手入れの行き届いたキレイな畑や庭ではこのサイクルは成り立たないのに加え、収穫とともに持ち去った土中の栄養素を還元しなければ植物が育っていかないというわけですね。
畑の作物を食べて糞として同じ畑に還元すれば肥料は必要なさそうに思えますが、トイレと共に育ったぼくには山や広大な土地にでも住まない限りあまり現実的ではありません。
ということで、おそらく肥料がなければ小さな畑や庭などでの栽培は難しいであろうことは分かったのですが、あえてぼくは何も施さず栽培することにしました。
というのも、ぼくは何事もやってみなければ納得できない性分なので、外からの情報は話半分に、とりあえず無肥料&無堆肥で栽培して様子を見ていこうと思います。
次回「秘技!間引きの術」にスイッチ・オンッ!!
追伸
我が子らが芽を出し、トマトは花開きました。
トウモロコシ
カボチャ
オクラ
トマト
有機肥料はいい奴!?
どうも、しがない田中です。
今日は有機肥料について書きます。
有機肥料とは「有機物を原料とした肥料」とあります。
その中で、米ぬか、油かす、草木灰などの植物性肥料と、魚粉、牛糞、骨粉などの動物性肥料に分けられるようです。
長所として
・栄養が植物にゆっくり届き、効果が長く続く
・肥料やけを起こしにくい
・土中の微生物が増える
・通気性や排水性、保水性が向上する
短所として
・悪臭やガス、虫の発生
・成分量が低いため、施肥の労力がかかる
・成分量当たりの価格が高い
・発酵の不十分による食中毒・発がん性物質生成の危険
有機肥料は土中の微生物に分解されてから植物に吸収されるため、効果が出始めるのに時間がかかる反面、土や生き物にとっては良い影響があるんですね。
ただし未熟な堆肥(土壌のためのもの←巡り巡って植物のため)の場合、発酵過程で発生する熱やガスが作物を傷めてしまったり、食中毒の原因を作ってしまうようです。
よく洗ってよく火を通せば問題ないみたいですが、生野菜を食べるときには特に注意が必要ですね。
一見有機肥料で育てられた「有機野菜」と聞くと健康に良いイメージがありますが、有機(オーガニック)という言葉の影にはこういったリスクがちらついているんですね。
恐るべし有機肥料!
というわけで、ぼくの畑では有機肥料も使っていません。
ん?肥料を使わなくても野菜は育つの?と思ったあなた、
次回、「肥料の素顔」にビルド・アーーップ!!
追伸
我が子らが顔を出しました。
春菊
大根
ほうれん草
肥料はブルシット!
どうも、しがない田中です。
肥料は大きく「化学肥料」と「有機肥料」に分けられますが、今日は前者について書こうと思います。
化学肥料とは「化学的に合成された無機肥料」とあります。
今では世界的にも広く普及していますね。
長所として
・栄養が植物にすばやく届き、効果が短期間に出る
・成分量が明確なため、植物に合わせた施肥が容易
・成分量が高いため、施肥の労力がかからない
・大量生産できるため安価
短所として
・過剰施肥による植物の肥料やけ、土壌の酸性化
・土中の有機物が減り、保水性や排水性が悪くなる
・地下水や河川の汚染
・資源の枯渇
コストと労力をかけずに生産量が安定して、生産性と収益性が向上する反面、土や生き物にとっては悪影響なんですね。
しかもこの資源は基本的に鉱物資源であるため、産地が世界的に限られているという。
日本は植物の生長に必要な三大要素(窒素、リン酸、カリウム)のうち、二つ(リン鉱石、塩化カリ)をほぼ全量輸入に頼っているようです。
資源はあと2〜400年はもつようですが、、
んーこれは化学肥料を使った栽培は近い将来難しくなりそうですね。
輸入し続けられる保証もないし、そもそもモノがない。汚染問題も避けられない。
ブルシット!
というわけで、ぼくの畑では化学肥料は使っていません。
じゃあ有機肥料を使ってるんだね!と思ったあなた、
次回、「有機肥料はいい奴!?」にレェェッツ・コォンバィィィィン!!
育てよ野菜!
どうも、しがない田中です。
先日作った畝に植える苗と種を買ってきました。
同じ野菜でも品種がいろいろあって、どれを買おうか迷いました。が、
やはり日本生まれの方がよく育つと思い、できるだけ国産品をチョイス。
苗:トマト、ナス、ピーマン、長ネギ
種:枝豆、ほうれん草、オクラ、カボチャ、春菊、トウモロコシ、大根、人参
え!?最初からそんなにたくさんできるの!?と思ったあなた、
大丈夫です。できます。(←根拠のない自信)
どれをどこに植えようかと考え調べていると、、、
コンパニオンプランツという言葉が目に入りました。
「違う種類の野菜を一緒に栽培することで、よい影響が出る組み合わせ」とあります。
成長を促進したり、病気を予防したり、虫を防除したりと、いいことづくめですね。
これと日当り、風通しの良さを踏まえて植えました。
ナス
トマト
ピーマン
どの子も元気に葉を広げていますね。
子を思う親の気持ちとはこういうものなのでしょうか。
育てよ野菜!
と、いうわけで、無事に植えることができました。めでたしめでたし。
ところで肥料はどうしたの?と思ったあなた、
次回、「肥料はブルシット!」にフェェェェェェェド・イン!!
いざ行かん、畑道
どうも、しがない田中です。
桜がちらほら咲き始めています。
春ですね。
と、いうことで、
畑を始めました。
初心者です。
大きさ15㎡(約10畳分)の畑を借りました。
農作具と水は備えてあります。ちなみに9,000円/年です。
さっそく長靴と軍手を持ち出陣。
貸し主が耕耘機で大まかに耕してくれていたので、
備えてあるクワを握り(ちょっと感動)、とりあえず畝を作ることにしました。
下調べはしてあったので、高さ20cm、幅45cmを目標に。
ドラマーのおいらにとっちゃ農業なぞ、と高をくくっていましたが、、、
痛い。。。腰が痛いね。。
痛みを気合いと根性ではねのけ、なんとか畝を作ることができました。
土を掘り起こしている最中、カブトムシとミミズに遭遇しました。
起こしちゃってごめんよ。
と、いうわけで、栽培の基盤ができたのでありました。めでたしめでたし。
次回、「育てよ野菜!」にマジーーンゴー!!