ウリハムシ、襲来

どうも、しがない田中です。

 

先日、畑で驚きの光景を目にしました。

こちらです。

 

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か、かぼちゃの苗が。。。

調べてみると、どうやら「ウリハムシ」という奴らしいです。

 

春から夏にかけて発生し、主にかぼちゃやキュウリなどのウリ科の植物を食べることからこの名前がついたとか。

成虫態で土中の浅いところで越冬し、春になると土から出て葉を食べて株元の土中に産卵する。孵化幼虫は細根を食べるが、成長するにつれて大きな根を食べ、場合によっては茎内にまで食入することがあるという。

成虫による食害は、植物体が大きくなればそれほど問題はないようですが、幼苗期は生育が抑制されたり、葉を食い尽くされて植え替えを余儀無くされることがあるとか。

 

ウリハムシ恐るべし。

 

畑のかぼちゃの苗はまだ幼いため、葉も柔らかくてきっと美味しいのでしょう。

全てのかぼちゃの苗が無惨にも食べられていました。

どうすればいいのか調べてみると、どうやらウリハムシはネギの匂いが嫌いということがわかりました。

ちょうどぼくの畑では五十本ものネギを育てているので、数本のネギをかぼちゃの近くに移し植えてみました。

 

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さらにネギ坊主と呼ばれるネギの蕾をもぎ取り、かぼちゃの苗脇に転がしておきました。

 

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 ネギ坊主を取らないでそのままにすると、花が咲き、実を付けてネギは硬くなり、種ができて枯れてしまうようです。

 

すでに花開いちゃってますが、、、

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また、隣の畑にいたおじさんが親切にもウリハムシ対策として穴の開いたポリ袋をくれたので、試しに一つの苗だけ囲ってみることにしました。

 

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フッ、これだけガードを固めれば、ウリハムシといえど容易には近寄れまい。

 

我が子のためとはいえ、ウリハムシをとって殺すほど鬼にはなれなかったので、食事中のウリハムシにはとりあえず大量の水をお見舞いしてやり、苗から離れてもらいました。

 

水に流されるも交尾に夢中のウリハムシとそれを見つめるてんとう虫

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ネギが植わっていた場所には、隣の畑のおじさんがくれたピーマンの苗を植えました。

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 というわけで、ウリハムシに対してATフィールドを展開することができました。めでたしめでたし。

 

次回、「人参、衣を纏う」にサービスサービスゥ!