とうもろこしの悲劇

どうも、しがない田中です。


冷え込む日が多くなってきた今日この頃、街路樹の葉が紅く色づいてきました。


秋ですね。


どうやら、三ヶ月ぐらい更新していなかったようで、今日は少し遡って書いてみます。


7月2日時点のトウモロコシです。

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段々と大きくなり、収穫までもう少しだろうと楽しみにしていた甘党のぼくでしたが、、、


8月6日時点

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順調に育っているように見えたトウモロコシはいつのまにか枯れてしまいました。

雨が続いたことが原因なのかと思いましたが、他の畑のトウモロコシはすくすく育っていたので、包葉を剥いて様子を見てみたところ、、


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実がほとんどついていませんでした。

どうやら受粉がうまくいっていなかったようです。

受粉が十分にできていないと、実入りが少なくなり、部分的に歯抜けになったり、大きさが不揃いになるみたいです。

また、トウモロコシは虫ではなく風によって花粉が運ばれて受粉するため、株数が少ない場合は人工受粉したほうが良いとか。

ぼくの場合は、株数が少ないにも関わらず人工受粉をしなかったことに加え、風通しと陽当たりを考慮した位置に株を植えたため、株間の距離を広げてしまい、十分な実をつけられない状況を作ってしまった。

できる限りの実をつけたトウモロコシは、その役目を終えて枯れていったのでしょう。


カボチャに関しては人工受粉をしました。ツルは驚異的なスピードで伸びてはいましたが、一向に実がならなかったからです。


雄花

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7月22日時点の雌花

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カボチャは朝にしか花を開かず、雄花と雌花が同時に咲いていないと受粉は難しいようです。

ぼくが畑に行ったときは、雄花は咲いていましたが雌花は閉じていました。

とりあえず受粉させてみようと思い、雌花の花びらをめくり、雄しべを雌しべにこすりつけてみました。

すると1週間後、、


7月30日時点

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雌花は大きく実をつけていました。

もしかしたらぼくよりも先に昆虫が花粉を運んでいたのかもしれないので、人工受粉が成功したのかはわかりませんが、とりあえず実はなりました。

そのまま順調に育っていきましたが、、、


8月22日時点

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収穫まであと一息のところで虫に食べられてしまいました。

いやはや。

でもこれはぼくが育てたカボチャが美味しかった証拠でしょう。

仕方がない。


トウモロコシもカボチャも食べられなかったのは残念ですが、生きていくことの厳しさを教えてくれたような気がします。

また育ててみたい野菜ですね。


そして、


次こそは 食べたいぼくの 野菜かな


次回、「さらば、夏野菜」に波動砲・発射!!!